様々な企業で、職場満足度を上げることが、経営的な課題になっています。やはり、社員一人ひとりの満足度を上げると、生産性も上がって、会社全体の成果も上がることが期待されます。企業では様々な取り組みがなされていますが、では一体どうすれば職場満足度を上げることが出来るのでしょう?

ここでアメリカの機関がまとめた興味深い調査結果があります。約1000人の企業で働く人々を対象に、職場満足に至る要因をアンケート調査したところ、1位が「社員に対する敬意ある扱い」、
二位が「経営層と社員の間の信頼感」となったそうです。

これは、おしゃれなオフィスや手厚い福利厚生よりも、尊敬や信頼といったファクターの方が、より職場満足度に影響を及ぼしているということです。そのような強力な影響を及ぼす、尊敬と信頼の文化をいかにして、会社にもたらすのか。以下5つの方法を挙げます。

1.個々の意見に耳が傾けられる


まず、個々の社員が「自分の意見が聞かれている」と感じることが大事です。この自己重要感がそれぞれの尊厳を育みます。
これを行うためには、事務的な年一回のアンケートでは不十分です。定期的に、また頻繁に意見を汲み上げる場を作ることが必要になります。1対1のミーティングを開催する、また、カジュアルな話し合いにマネージャー層が進んで参加するなども良いでしょう。

2.社員からの意見を丁寧に扱う。


意見が聞かれていることは重要ですが、それだけでは逆効果になることもあります。個々の社員から出た意見が、きちんと扱われることが必要です。
不当に無視されたという感情は、信頼感を損ないます。もし、意見が採用されないような場合も、何故採用できないのかきちんと説明がなされることが不可欠になるでしょう。

3.コミュニケーションをなるべくオープンなものに


陰口や密告といったものが最も組織の信頼感を損ねます。
なるべくコミュニケーションをオープンなものにすると同時に、陰口などにつながる不満を、建設的に処理する仕組みを設けましょう。

4.社員が助け合いやすい仕組みを作る


人は、他の人に助けられると、その人に対する尊敬や信頼が増すものです。そのため、困ったときに助けを求めることが、低評価につながるような仕組みは、好ましくないでしょう。
怖がって助け合えないような職場は、不信感が簡単に広がります。社員が助けあうことにインセンティブを設けるような取り組みも検討すべきでしょう。

5.社員が自然に振る舞える雰囲気作り


社員一人ひとりが自分らしく振る舞える。そんな雰囲気作りを奨励しましょう。社員同士が、自然な形で信頼感を表明できる。そんな雰囲気を作れると良いでしょう。
そのためには、オフサイトミーティングやイベント等の開催も良いでしょう。